流動層プロセス開発ノート
 
流動層プロセス開発ノート−研究から工業化までのノウハウ集−
 
池田 米一 著、A5版、93頁、平成19年1月15日発行、定価2,415円
 
 昨今、流動層技術は適用先の拡大とともに著しく進歩し、従来の流動層の壁を越えた画期的新プロセスの誕生が期待されつつある。まさに新たな創造の時代に入った。
 流動化現象の解明がその開発や設計を一段と合理的なものとしているが、新たな反応への適用やより高性能なプロセスへの転換は必ずしも容易ではなく、しばしば混迷の中に落込んだり徒労に終わったりする場合も少なくない。
 流動層プロセスの開発においては、理論的解析とともに従来の経験技術の活用や新たなアイデアの積極的採用などが一段と重要である。
 これまで筆者は、企業やその後のコンサルタント活動を通して石炭ガス化、硫化鉱ばい焼、鉄鉱石還元、ごみ焼却、重質油分解、各種有機合成などの多くの流動層プロセスの開発研究から工業プロセスの設計、操業まで関与してきた。
 本書は、以上のような筆者の経験に基づいて流動層の新たな適用やプロセス開発などを円滑、効率的に進める手法を主眼にしてまとめたものである。その主体は先の「ケミカルエンジニヤリング」誌に連載した同名のものであるが、今回特に流動層プロセス開発上の具体的ノウハウと筆者の半世紀にわたる開発経験の思い出を追加した。
◆ 目次 ◆
1.総  括
2.流動化特性と装置形式
3.開発例と課題
4.スケールアップ研究
5.触媒開発
6.プロセス構成
7.設  計
8.新技術開発
9.設計計算例
10.開発ノウハウ集
(追補)流動層を友として半世紀
参考文献と図表との関係